iOS在庫管理
小規模向けの在庫管理アプリです。
在庫管理の目的は２つあります。
- 資金繰り対策
在庫を抱えることは、回収できていないお金が増えることであり、資金繰りに行き詰まる可能性が高くなります。 - 機会損失の防御
顧客ニーズに応えるためには、ビジネスチャンスの喪失に繋がらないように在庫の把握を常にしておく必要があります。
一般的に
在庫金額の80%は上位20%の在庫品で占められています。
重要品目は少数ですので、それらを重点的に管理するだけで、効率の良い在庫管理ができます。
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［当アプリの特徴］
- １品目多階層に対応（階層構成）
- 安全在庫数（発注点）以下の在庫品目にマーク表示されるので、発注を素早く処理
（仕入先毎にメール送信可能） - 当日以前の90日間(基本情報で変更可)の在庫推移を一覧表示、また発注（未入荷）を含めた予定在庫の表示
- 当日以前の15日間の在庫変動をグラフ化、また発注（未入荷）を含めた予定在庫の表示
- 棚卸処理も容易に処理でき、棚卸履歴も照会できます（在庫金額の把握）
- 金額、原価、数量等の数値に関する小数点を任意に設定可
- 仕入品、加工品の取引名称（仕入、製造、販売、調整、廃棄など）を任意に設定可
※１商品当りの構成商品数（原材料除く）が100以上の場合、「階層が深いか商品構成に誤りがあります」のメッセージが表示されます。（設定ミス等によるループ回避のため）
※単体利用が前提ですので他端末とデータ共有することはできません。
操作説明
※画像はiPadです。iPhoneでもレイアウトは若干異なりますが、基本項目は同じです。
メニュー画面
「在庫管理」の各処理を行います。
基本情報
当アプリを使うにあたっての基本的な設定を行います。
必要項目を入力し［保存］して下さい。
仕入品情報
仕入品情報を登録・管理します。
仕入品入力
必要項目を入力し、バー右の[保存]により仕入品情報が保存されます。
※品名・規格が同一のものは重複エラーとなります。
仕入品取引情報
仕入品の取引情報を登録・管理します。
仕入品在庫表
仕入品の在庫情報を照会および棚卸入力します。
仕入品在庫表
■一覧表
現在在庫数,在庫金額、直近の棚卸情報(棚卸日,棚卸数,棚卸金額)、未入荷の発注数,予定在庫数が表示されます。
※未入荷は基準日(*1)以降の発注日・入荷予定日の発注が対象です。
(*1)当日より基本情報の「未入荷有効日数」前の日付
・分類を選択すると該当する仕入品が表示されます。
・並びを選択すると並び替えされます。※「補充のみ」在庫数＜安全在庫数(▲補充アラート)が対象となります。
■推移
該当する仕入品を指定すると在庫推移表が表示されます。
当日以前の90日間(*2)の在庫履歴が表示されます。
(*2)基本情報にて設定可能
「未入荷含む」をチェックすると発注情報で未入荷のもの(*1)が反映されます。（予定在庫）
■グラフ
該当する仕入品を指定すると在庫推移グラフが表示されます。
当日以前の15日間(iPadは20日間)の在庫推移がグラフ表示されます。
「未入荷含む」をチェックすると発注情報で未入荷のもの(*1)が反映されます。（予定在庫）
■棚卸
※一括して(新規)棚卸入力する際にこのモードにします。
該当する仕入品を指定すると、入力画面が表示されますので、数量を入力し[OK]により棚卸情報が作成されます。
棚卸情報は「棚卸履歴」でも確認できます。
■再計算（バー右）
全仕入品に対して、在庫数の再計算を行います。
品目・取引データが多い場合、少し時間がかかります。
===該当する仕入品を左スライドでの機能===
■発注
発注入力画面を表示します。
※発注作成すると未入荷数、予定在庫が更新されます。
■編集
現在の棚卸情報を修正します。(上書き)
■再計算
該当仕入品の在庫数を再計算します。"
発注一覧
仕入品の発注情報を登録・管理します。
発注一覧
■一覧表では登録済みの発注データ(発注日,入荷予定日、発注品目,数量、仕入先)が表示されます。
※入荷済の場合「済」が表示されます。
・分類を選択すると該当する仕入品のみ表示されます。
・並びを選択すると並び替えされます。
※「未入荷」は年月に関係なく表示されます。
※基準日(*1)以前の未入荷（発注日・入荷予定日）の発注データは、在庫表の予定在庫には反映しませんので、削除するようにして下さい。
(*1)当日より基本情報の「未入荷有効日数」前の日付
・仕入先を指定すると該当する仕入品のみ表示されます。([Mail]ボタン表示)
・メール送信する場合[Mail]を押し、該当する発注データを選択、再度[Mail]でメールアプリに遷移します。
※事前に端末でのメール設定が必要です。
※発注データは添付ファイルとして作成されます。(HTML)
■発注データの新規作成
・バー右の[新規作成]で発注データの入力画面が表示されます。
入力後[OK]により発注データが作成され一覧表示されます。
※状態「入荷済」とすると一覧に「済」表示となりますが、取引データ(仕入)は自動作成されませんのでご注意ください。
■発注データの修正
一覧より該当発注情報を選択すると発注データの入力画面が表示されます。修正後[OK]により反映します。
■発注データの削除
一覧より該当発注情報を左スライドし[削除]により削除されます。
===該当する情報を左スライドでの機能===
■消込
・発注情報を引き継いで「取引入力画面」を表示します。
[OK]により取引データが更新され在庫数に反映します。
※発注情報の状態「入荷済」となります。
■削除
[削除]により発注データを削除します。
※「済」でも削除可能ですが、紐づく取引データは削除されません。取引データの削除は「仕入品取引」にて処理して下さい。
加工品情報
加工品情報を登録・管理します。
加工品情報
登録済みの加工品情報が表示されます。
・分類を選択すると該当する加工品のみ表示されます。
・並びを選択すると並び替えされます。
・無効は無効とした加工品情報を表示します。
■加工品情報の新規作成
・バー右の[新規作成]により、加工品入力画面に遷移します。
■加工品情報の編集
・一覧より該当する加工品を選択すると、加工品入力画面に遷移します。
■加工品情報の削除
・一覧より該当する加工品を左にスライドし［削除］すると削除されます。
※加工品情報にて当加工品を指定している場合、削除できません。
※無効にすると加工品選択や在庫表に表示されなくなります。
■左スライド「構成表」
加工品入力
必要項目を入力し、バー右の[保存]により加工品情報が保存されます。
※品名・規格が同一のものは重複エラーとなります。
加工品入力
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 分類 | ・加工品の種別で、一覧等の検索条件に使用します。 ・[+]で追加できます。（メニューの仕入品分類で編集できます。） |
| 単位 | ・仕入単位と使用単位があります。 ・在庫では使用単位が使用されます。 ・取引では基本情報の単位に依存します。 ・[+]で追加できます。（メニューの単位情報で編集できます。） |
| 仕入先 | ・仕入品の仕入先情報です。・発注では仕入先毎に確認・メール送信できます。 ・[+]で追加できます。（メニューの仕入先情報で編集できます。） ※メール送信での送信先や本文は仕入先情報に登録しておくと便利です。 |
| 換算数 と入数 | 仕入単位と使用単位が異なる場合、使用単位に変換する要素に換算数と入数があります。 ・換算数（例）仕入単位:Kg -> 使用単位:g 換算数=0.001 ・入数（例）仕入単位:箱 -> 使用単位:個 入数=24 |
| 歩留り | 加工等において、材料から得られる比率（=1-不良率) ※加工品に対する利用可能部分の割合 （例）材料100gを加工した際、10gが不要/不良 -> 歩留り=0.9 |
| 安全在庫 | ・欠品を防ぐために必要とされる在庫水準(発注点) ※在庫表において在庫数が安全在庫数を下回ると、▲(補充アラート)表示されます。 |
| 在庫管理 | 「しない」にすると在庫表に表示されません。 |
| 無効 | ・チェックすると仕入品の選択画面、在庫表等に表示されなくなります。 |
■子品目情報
加工品取引情報
加工品の取引情報を登録・管理します。
加工品在庫表
加工品の在庫情報を照会および棚卸入力します。
棚卸履歴情報
仕入品、加工品の棚卸履歴を照会します。
集計情報
仕入品および加工品の取引情報の集計を照会・グラフ表示します。
集計情報
■仕入品の取引集計：集計値の多い順に表示されます。（グラフはTOP10のみ）
■加工品の取引集計：集計値の多い順に表示されます。（グラフはTOP10のみ）
